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池田泉州銀行・北おおさか信用金庫への成年後見人の届出の手続

後見人は、家庭裁判所への初回報告を終えた後、

被後見人(以下、本人)が従来行っていた銀行取引等について、

後見が開始した旨や後見人の氏名等を金融機関等へ届出しなければならない場合があります。

今回は、ローカルになりますが、

池田泉州銀行

北おおさか信用金庫

への成年後見人の届出の手続について、実際の私の体験をもとに記します。

なお、本人が金融機関に届け出ていた住所が後見登記事項証明書に記載の住所と異なる場合は、

住所変更の手続きもするよういわれます。

この手続に必要な書類は特になく、店員さんのいう通りに記載すればいいです。

相族 後見 登記 ご相談承ります。

寝屋川市 香里園 あいゆう司法書士事務所

成年後見制度の届出の手続きに必要な持参物|池田泉州銀行

目次

池田泉州銀行への手続

取扱店ではない店でも手続きをしてしてもらえます。

予約はできませんが、あらかじめ手続内容を伝えておけば、出し抜けで行っても、15分ほどで終わりました。

残高千円の休眠口座を、解約した場合について記します。

池田泉州銀行では、成年後見人の届出をせずに解約をすることができます。

必要物

・後見登記事項証明書(発行日から3か月以内のもの)
・被後見人の身分証*
・後見人の身分証(運転免許証等)
・通帳
・キャッシュカード(あれば)

*被後見人の身分証:運転免許証、マイナンバーカード、年金手帳、健康保険証、介護保険証等のうち1点

印鑑不要

おもしろいのは、印鑑が不要なことです。

被後見人の印鑑はもちろん、成年後見人の印鑑すら要りません。

残高一万円未満の休眠口座を解約する場合は、実印や印鑑証明書は不要のようです。

成年後見人の記名不要

代理権限証明書として後見登記事項証明書を出しますが、

成年後見人の届出をしないため、成年後見人の名は全く書きません。

被後見人の身分証

気をつけるべきは、被後見人の身分証が要ることです。

被後見人の本人確認は、本人名義の通帳で十分なはずですが、会社の方針で別に身分証が要るとのことです。

身分証といえば、現役世代なら運転免許証、マイナンバーカード、高齢者なら年金手帳が多そうですが、

年金受給者ではない場合は後期高齢者医療被保険者証や介護保険証になりますね。

銀行には、保険証類の原本を持って行かなければなりません。

本人が施設に入所している場合は、保険証類は施設にあるので、

銀行に行く前に施設で保険証を預かって、届出が終わったらまた施設へ返しに行かなあかんのは、面倒ですね。

雑 感

京阪沿線ではなじみがない銀行ですね。

市内にないばかりか、3km以内にはないみたいです。

行った店には、”あめガチャ” があって、待ち時間に回してあめをもらいました(他店にはないかも)。

北おおさか信用金庫への手続

取扱店でなければ、対応してもらえません。

取扱店が遠方なら、これだけで丸一日つぶれてしまうかもしれませんね……。

必要物

・後見登記事項証明書
・後見人の実印
・後見人の印鑑証明書
・後見人の身分証(運転免許証等)
・通帳
・キャッシュカード(あれば)

士業の証明

メイン口座だったのですが、届出→即解約のパターン。

手続きに、一時間くらいかかりました。

あと、事前に問い合わせた際に、職印証明書のようなものも要るといわれましたが、

「個人でやっている」で通して出しませんでした(よそはそこまで要求しませんからね)。

あと、10万円以上の送金をする場合は、その用途を

「取引の目的等に係る申告」なる用紙に書かされるのですが、

職業の欄に”司法書士”って書いたら、「会員証を見せてほしい」って、いわれました。

これにも、「個人でやっている」で通して出しませんでした(士業HPで確認できるやんか)。

抵当権設定で来たのなら提示しますけどね。関係ないでしょう、後見は。

口座名義

解約する場合であっても、店員さんが、通帳表紙の本人の記名の下に、

「成年後見人○○」

と、手書きします。

解約後、預金を他行の口座へ送金する際は、

「●●(被後見人)成年後見人○○」

の名義で振り込まれます。

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