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建物が未登記であることの確認方法

寝屋川市の司法書士 渡辺です。

不動産の登記簿を調べるとき、

法務省の登記・供託オンライン申請システムあるいは登記情報提供サービス

不動産の表示を特定し、選択するのですが、

対象となる建物の家屋番号が表示されない場合があります。

その場合は、当該建物が登記されていない可能性が考えられます。

では、建物が未登記であることを確認するには

何をすればよいのでしょうか?

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寝屋川市 香里園 あいゆう司法書士事務所

目次

建物の家屋番号の確認

市区町村から毎年春に送付される固定資産税納税通知書に同封された

課税明細書で対象となる建物について確認します。

その中に家屋番号という項目があり、そこに記載がない場合は、未登記建物である可能性が高いです。

(未登記であっても、市区町村の課税台帳に登録されれば、課税されます。)

なお、固定資産税納税通知書が見つからない場合は、

建物所在地の市区町村役場などで「固定資産評価証明書」を取得して確認します。

未登記建物の確認

確実なのは、法務局で建物が建っている土地(底地)の上の建物が登記されているかを調べてもらうことです。

法務局の窓口付近に置いてある登記事項証明書交付請求書に建物の底地の所在と地番を記載して受付へゆき、

「この土地の上の建物の登記事項証明書がもし出るのであれば欲しいのですが、

登記されていない可能性があるので、調べてもらえませんでしょうか」

と、受付の職員の方に告げれば、法務局で登記簿(全部事項証明書)を調査してもらえます。

これで、建物の登記簿がないといわれたら、未登記建物と確定します。

もちろん、その場合は、収入印紙を買う必要はありません。

これで登記簿が出てくれば、

「ネットで出てこないのは、何ぞや?」

と、なりますね。

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