[SOS‼]登記識別情報通知書の目隠しシールが剥がせへん‼

不動産の売買や住宅ローン完済後に行う抵当権抹消などの登記を申請する時には、
法務局に登記識別情報を提供する必要があります。
ところが、登記識別情報の上に貼られた目隠しシールを剥がそうとすると、
のりが下の紙にこびりついてしまって剥がれない——。
申請間際にこんなトラブルに見舞われてしまったら、焦ってしまいますよね。
相続 不動産取引 抵当権抹消 不動産の登記のことなら
寝屋川市 香里園 あいゆう司法書士事務所
法務省:登記識別情報通知書のシールのはがれ方が不完全である場合の取扱いについて
目次
- ○ 登記識別情報とは
- ○ 通知書の様式
- ○ 平成20年頃のものに気をつけろ!
- ○ 焦らず、慎重に剥がす
- ○ うまく剥がせない場合
- ○ 最終手段
- ○ 雑 感
登記識別情報とは
平成17年(2005年)に施行された改正不動産登記法により、
従来の登記済権利証(登記済証)に代わり、登記識別情報が通知されるようになりました。
登記識別情報とは、不動産の所有権や抵当権の登記名義人になった申請人に交付される
登記識別情報通知書に記載されるアラビア数字とアルファベットの組合せからなる12桁の符合で、
交付時は用紙の下部が折り込まれ、隠されています。
通知書の様式
登記識別情報通知書が現行の折り込み方式になったのは、平成27年(2015年)以降のことで、
それ以前は、登記識別情報の記載の上に目隠しシールが貼り付けられてあります。
平成20年頃のものに気をつけろ!
古い登記識別情報通知書、
すなわち平成17年(2005年)から平成21年(2009年)の間に発行された登記識別情報通知書については、
目隠しシールが劣化してうまく剥がれないものがあります。
特に、平成20年頃に発行された登記識別情報通知書にそれが多いような感じがします。なお、
平成21年10月1日以降に発行された証明書用紙のデザインが変更され、シールを剥がしやすくなっています。
法務省:登記識別情報通知書等に用いている証明書用紙のデザイン変更等について
焦らず、慎重に剥がす
目隠しシールがうまく剥がせない場合は、四隅から少しずつ慎重に剥がしていきます。
のりが貼られてあるのはシールの縁の部分だけであり、
登記識別情報(12桁の符合)が記載されているところにはシールが貼られておりません。
そのため、シールが少しこびりついてしまったとしても、登記識別情報を判別することはできると思います。
うまく剥がせない場合
目隠しシールを無理に剥がそうとするのは得策ではありません。
どれだけ慎重にしてもシールが用紙にこびりついてうまく剥がせないような場合は、
一旦剥がすのを止め、管轄の法務局に相談しましょう。
法務局によっては、シールを剥がすのがうまい職員がいらっしゃることがあるらしく、
そういう方に当たれば登記識別情報通知書を持って行けばうまく剥がしてもらえるみたいです。
最終手段
法務局にシール剥がしの達人がおられない場合、あるいは
剥がすのに失敗して、登記識別情報が確認できなくなった場合は、
法務局で登記識別情報を再作成してもらいます。
雑 感
平成20年頃に発行された登記識別情報通知書で現在なお有効なものはまだまだ残っているでしょうから、
今後も目隠しシールがうまく剥がせないような現象に出くわすこともあるでしょう。
しかも、経年劣化により今よりもさらに剥がれにくくなるかも……。
登記識別情報がわからなければオンライン申請をすることができませんし、
決済のときにこんなのに当たったら、というのもありますね。
(相手方の事務所の方がシール剥がしの達人だった、なんてこともありました。)
まあ、以上に紹介したような感じで対応できますので、安心してお任せください。
シェアする